引越し悪徳業者の見分け方
引越しの悪徳業者の目的はお金を儲けることです。
ようは高い引越し料金を取るということ。
ただ、単に料金が高いだけだと誰も契約してくれませんので、一番安い金額を提示し経費をかけないようにして、利益を得るのです。
まず引っ越しで重要にしないといけないのが次の3点で、見積もりの時に特に確認をしておかないといけません。
- 料金
- サービス内容
- 保証内容
訪問せずに電話やネットだけで料金提示してくる業者は引越し当日に追加料金などのトラブルに発展する可能性が大です。
上記の3点を複数の引越し業者で比較することが大切です。
割引率が高い業者は通常価格を相場よりも高く設定していることがあります。
割引率だけに目を向けるのではなく、提示された料金で判断するようにしましょう。要はサービスの内容と価格のバランス、スタッフの対応など総合的に判断しましょう
見積もりの段階でサービスといって段ボールなど梱包品やサービス品を持ってくる引越し業者がいます。
そのサービス品を受け取ると、引越しの契約をしたものとみなし、他社で引越しをすると決めたとたんキャンセル料を要求してくることがあります。引っ越しの交渉時にトラブルになることが多いのでサービス品の受け取りに注意しましょう。
手付金や予約金は国土交通省が定める「標準引越運送約款」では原則禁止されています。
違法行為を平然と行う業者に大事な荷物を預けることは危険だし、最終的な支払い時にどれだけの料金を請求して来るか想像もできません。
ただし、引越し料金の前払いを求める行為そのものは違法でありません。
見積書には、引越し業者に関する情報(許可件名、事業社名、本社・営業所の所在地、許可番号、業者番号、電話番号など)が記載されているかチェックしておきましょう。
引越しの作業内容や金額などが詳細まで書かれていない引っ越し業者は信用できません。
引越し業者のトラックは基本的に緑ナンバーか黒ナンバーです。白ナンバーは陸運支局の許可が必要で必ず許可証を持っているので確認しましょう。
黄ナンバーや、許可書のない白ナンバーで引っ越しを行うのは違法です。
また貨物保険に加入していないので、事故の際は補償されません。
引越し作業を行ってからでは、泣く泣く法外な料金を支払わされるか、法的手段をとってもいろいろと面倒なことになり時間ばかりがかかってしまうので、悪徳業者を事前に防げるよう自己防衛しておくことが大事です。
引越し業界には定価や決まったサービス、保証がありません。
ということは料金がとれる客からとってやるというのが基本スタンスです。
ですから必ず相見積もりをとって各社比較することが大事になってくるのです。